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ダンサー・イン・ザ・ダーク

 

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』が4Kリマスターされるらしい。

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』、もう20年くらい前の映画になるのか。

何だか本当に俺は歳を取ってしまったんだと実感するが、同時に今の時代になっても昔の物がリマスターやら何やらで出続けるから、

そんなに時間が経っているというのも信じ難いという気持ちにもなる。

 

ミュージカルシーンは4kで映画館で見てぇが、あのストーリーを追体験するのは憂鬱だ。

多分もう映画館で見ることは無ぇだろうな。

 

俺がビョークを知ったきっかけの映画だから、大好きなんだけど大嫌いな映画だ。

兎に角音楽は最高なんだけど、ストーリーがなぁ…俺には重すぎた。

 

 

ここからネタバレあり。

 


 

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運動靴と赤い金魚

1997年のイラン映画。

アリという少年は、イランの貧しい地区に住む普通の少年。
ある日、妹ザーラの靴を修理に出したお使いの帰り、妹の靴を無くしてしまう。
アリの家庭は貧しく、新しく靴を買うお金も無い。
親にも言い出せない二人は、アリの靴を交代で履いて学校へと通う。
そんなある日、県で行われる小学生対象のマラソン大会3位の賞品が運動靴であることをアリは知る。
妹のために、アリはマラソン大会で3位を取ろうと走るのだ。


ネタバレ感想。
期待して見たらダメ。
泣きたいとか、感動したいとか、いろいろ考えさせるとか、そういう映画では無い。
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Lost in translation

「ヴァージン・スーサイズ」のソフィア・コッポラ監督。
東京砂漠は孤独やでー。

◆あらすじ
CM撮影で日本へ1人でやって来たハリウッド俳優のボブ・ハリス。通訳はきちんと訳さないし、日本人の話す言葉や英語はEngrishで全然分からない。時を同じくして、カメラマンである夫の仕事に付いて東京へやって来た若い人妻シャーロット。夫は仕事で不在、そんな彼女は日本を見て回るが、あまりの違いに戸惑いホームシックにかかり涙を流す。言葉も文化も見た目も全く違う日本という文化の中で、孤独を抱えた2人の心の交流を描く。


ソフィア・コッポラは何気ない日常を魅せるのが非常に上手いですね。
この「ロスト・イン・トランスレーション」は、2人の心の交流が話の中心で大きな事件は起こらないんだけれども、画面に噛り付いてみてしまうくらいに飽きさせまんでした。
そういえば、「ヴァージン・スーサイズ」も、あれはまあ大きな事件は起こるんだけれども、それよりも姉妹と少年達のの日常の描き方が非常に魅力的だったなぁ。
思春期の、切なくて美しい、でも幼稚でえげつないあの感じ。
変に日常を美化するでもなく、良い所も悪い所も使って、素材そのものの味で勝負してくる感じ。
人によっては物足りなく感じるだろうけれど、好きな人にはたまらなく好きな、そんな映画を撮る監督だとおもた。
ようは雰囲気映画だけど。感じろ、みたいなさ。で、結局は人それぞれ、みたいな。ある意味人任せ。
そういうの、俺は好き。

以下、ネタバレ感想。

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父、帰る。

◆ストーリー
ある日突然、父が帰ってきた。12年ぶりに。

兄のアンドレイは陽気で度胸もある。器用で、周りを見ることが出来て、でもちょっといたずらっ子。弟のイワンは臆病で弱虫だが、とっても頑固。ふたりは喧嘩が絶えないが、なんだかんだいって仲良しだった。
二人は、お母さんとお祖母ちゃんと暮らしていた。お母さんは優しくて綺麗だ。おばあちゃんはちょっとわからない。
なんだかんだでこの家族は、上手く回っていた。

そこに、突然父が「来た。」
家の空気が、少し変わった。兄は、父が帰ってきたことに少なからず喜んでいるようだ。
弟も嬉しいが、でも、心には違和感やぎこちなさも感じていた。
ぎこちない家族5人の食事のとき、母から、2日間父親と旅行に行くのよ、と告げられる。

そして、父と兄弟は、無人島を目指すのだった。


ネタバレせずに感想を書くのが非常に難しい映画だったので・・・。
以下、ネタバレ注意!!!

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評価:
角川書店
¥ 1,572
(2005-04-08)

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ロビン・フッド

これってもう一昨年の映画だったのか。時の流れってなぁ残酷なもんだ。

◆ストーリー
時は12世紀末のイングランド。十字軍遠征に参加し武勲を上げていたロビンフッド。しかし、その最中王の落命し、その王冠をロンドンへと運ぶ部隊が待ち伏せにより壊滅する現場に偶然居合わせたロビン・フッドとその一行は、その中で瀕死の騎士より、剣を騎士の故郷へ届けてほしいと頼まれる。ロビン・フッドは、その剣に自分の見覚えのある一文が刻まれていることに気付き、自分の出自を確かめるため、そして、騎士との約束を果たすため、ノッティンガムへ向かう。そして、イングランドの未来を賭けた大きな戦いの渦へと飲み込まれていく。

自分は、ロビン・フッドについては全くといっていい程知識がない。
この映画を見た理由、それはラッセル・クロウ主演のリドリー・スコット監督作だから。
そう、この組み合わせ、俺が大好きな映画「グラディエーター」と同じだから。

さてさて、主演のラッセル・クロウ。「昔は」好きな俳優でした。
映画「グラディエーター」でそのカッコ良さに惹かれ、「L.A.コンフィデンシャル」、「ビューティフル・マインド」、「インサイダー」と見て、その役柄によって強くも弱くもカッコよくも情けなくもなるそのカメレオンっぷりに魅せられたんだが、その後の「プルーフ・オブ・ライフ」と「マスター・アンド・コマンダー」が、なんか「私はラッセル・クロウです」的な俺様演技に見えて個人的にはなんだか好きになれず、その後の彼の作品を俺が見ることはなかった。(「シンデレラ・マン」はちょっと気になったんだけど。)
でもでも、ラッセル・クロウとリドリー・スコットが再び!、となりゃあ、グラディエーターの再来を期待せずにはいれねぇっ、てなわけで、かなり期待して見たんだが、その期待はすぐに裏切られることになる。
良くも悪くも。
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